「世田谷」、「江戸川」に続くリニューアル第3弾、オープン1ヶ月で全国VWのトップ店に
フォルクスワーゲン東京 フォルクスワーゲン足立

輸入車市場で苦戦の続く東京・下町の足立エリアを再攻勢
店舗環境に、初めてドイツ本社既定CIのすべての要素を具現

 フォルクスワーゲングループジャパン(株)(以下VGJ)の首都圏専売ネットワークを展開するフォルクスワーゲン東京(株)は、足立区鹿浜にあった従来の「フォルクスワーゲン足立」店を、同区加平エリアに移転、ドイツ本国のフォルクスワーゲンのCIに基づいた新しい店舗デザインを導入して、2002年(平成14)10月に営業をスタートさせた。同店は、首都高速6号三郷線・加平ICに近く、環状7号線(外回り側)に面しており、営団地下鉄千代田線・北綾瀬駅から徒歩約5分の位置にある。
同店の移転リニューアルは、VGJが2001年(平成13)から積極展開する、首都圏販売ネットワーク強化プロジェクトの一環である。店舗の大型化、好立地などに伴う集客力の向上を期待して、2003年(平成15)は約360台の販売が期待されている。
VGJによると、フォルクスワーゲンブランドの2001年度(暦年)の登録累計台数は61,121台で、前年比105%・ 2,640台増となり、2年連続で輸入車市場における単一ブランドとして過去最高の記録を更新し、この勢いは2002年(平成14)の今も続いている。その理由について、ニュービートルの人気やゴルフワゴンのフルチェンジ、新型ルポ投入等の商品力の強化に加え、専売店化、2001年(平成13)の「フォルクスワーゲン江戸川」に代表される来店誘引型販売店へのアップグレードとリロケーションの実施で、店舗の販売効率がアップして、新規ユーザーの獲得につながったためと分析している。
 フォルクスワーゲン東京(株)は、フォルクスワーゲン本社のCIに対応した専売店へのリニューアルを、「フォルクスワーゲン世田谷」店を皮切りに、前述の同江戸川店、そしてこの同足立店と、急ピッチで整備を進めている。それに伴い、販売実績も前年を上回っており、「日本のフォルクスワーゲンブランドを充実させるに、まずはお客様に喜んでいただけるショールームづくりから始めた結果が表れてきた」(同社・林文子社長 現ビー・エム・ダブリュー東京(株)代表取締役社長)と評価している。

※以前「空間通信Web」に掲載していた「フォルクスワーゲン世田谷」 「フォルクスワーゲン江戸川」のレポートも併せてご覧下さい。


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