「四国村」レポート


【目次】

  施設概要
  事業概要
  四国村訪問記
    その1
    その2
    その3
  うどんの「わら家」

【施設概要】
施設概要

●運営主体 財団法人四国民家博物館
●所在地 香川県高松市屋島中町91
●電話 087-843-3111(代表)
●交通 瀬戸大橋高松西ICから国道11号線東へ13q
  琴平電鉄琴電屋島駅から徒歩5分
  JR高徳線屋島駅から徒歩10分
  JR高松駅から6q
●開村時間 4月〜10月 8時30分〜18時
     11月〜3月 8時30分〜17時30分
●休館日 なし
●入村料金 大人800円 高校生500円 中学生400円 小学生300円 幼稚園児無料
●開設 昭和51年
URL  http://www.shikokumura.or.jp



 四国の主な道路をクルージングしていると、各地で「四国村」の看板を見ることができる。では、立地は、というと、高松市中心部から車でのんびりと20分ほどの源平合戦で有名な屋島、そのふもとにあたる場所である。
 「四国村」の案内看板に従って進むが、入り口がよくわからない。行き過ぎてしまい、あわててUターンさせる。集客施設の入り口としては非常にあっさりとしたアプローチを過ぎると駐車場がある。ここも、いわゆる「お客様P」「バスP」のような案内区分がなく、スペースのレイアウトにもルールを感じない。「ここでいいのかな」と思いながら車を止めて、同村のオフィスを探す。どうやら駐車場の脇に立つ白い洋館がそのようで、1階は「異人館」という店名のカフェ、2階が事務所となっていた。訪れる前に見た同村のホームページなどの印象から、日本の古い民家ばかりが導入のアイキャッチ及び演出になっているものと思っていたので、最初のあっさりとしたアプローチ、そしてこの白い洋館と続くと、別の施設かととまどってしまった。同村の名誉のために付け加えれば、この建築もただの洋館ではない。明治38年に神戸でイギリス人の住居として建てられたものを「異人館」として移築したものである。ここまでの「村」へのアプローチに、“ときめき感”の演出をお願いしたい。
 その白い洋館の脇にある石畳の坂を少し上がると、入場券売り場があり、その坂道はさらに奥へと続いていた。我々はまず事務所でお話を伺い、その後、村内を回ることとした。


手書きのイラストで暖かい風合いのウォーキングマップ

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